N°1357 サファイア・ダイヤモンド アンティークブローチ・ペンダント

フランスの19世紀中期頃のアンティークジュエリーをご紹介いたします。
中央にサファイア、周囲にはダイヤモンドで埋め尽くした18金製の透かし細工フレームがあり、外側は銀製フレームへダイヤモンドをセッティングしています。
サイズは幅4cm、縦3.3cmです。

このジュエリーは「トランスフォーム」のアンティークジュエリーです。
「トランスフォーム・ジュエリー」とは着け方を変えられるジュエリーのことで、これはペンダントとブローチに着けることができます。

変化の方法は、この画像をご覧ください。
ブローチパーツを取り外しペンダントとして、

セットしてブローチとして着けることができます。

ペンダントのチェーンは下の画像の白い矢印の位置にあるパーツへ通します。
またブローチパーツは左右どちら側にもセット可能で、左利きの方は下の画像の位置にもできます。

19世紀中頃、ナポレオン3世皇帝時代の作品で、見事なサファイアの青色と、細かい透かし細工が魅力です。
18金の透かし細工は片側の幅が8mm、その中に植物文の透かしをつくり、ダイヤモンドをセッティングしています。

金銀に、サファイアの青とダイヤモンドの白い透明感のある輝きのコントラストがフランスらしいアンティークジュエリーです。

ペンダントに、ブローチにと楽しめます。
画像のアンティークチェーンは参考品ですが、似合うチェーンもご紹介いたせますのでお問い合わせください。

◯ ナポレオン3世皇帝時代_19世紀中期_第二帝政時代_ウージェニー皇后_フランス

フランスの1852年〜1870年まで続いた第二帝政時代。1848年にナポレオン・ボナパルト(ナポレオン1世皇帝)の甥であるルイ・ナポレオンがフランス第二共和制の大統領となり、1851年に政権を掌握し1852年にナポレオン3世皇帝となった。皇后はスペイン貴族のウージェニーである。
自由帝政のもとで商業や金融、文化の発展に力を注ぎ、産業革命によりフランスの経済発展に大きな効果をあげ、イギリスとも協調しフランスの国際的地位を高めるなど、政治的敏腕の持ち主であった。鉄道の整備やオスマンの指揮のパリ改造計画により、中世の建造物からオスマン建築へ変化させ、道路に水を流す街路清掃システムやガス灯の整備、オペラ座、コンコルド広場といった現在のパリの姿が作られた。ウージェニー皇后の18世紀宮廷貴族好みから、ブルボン王朝の豪華な装飾品が様式として作られ、歴史主義、古代主義、ルネサンス時代様式など、古来にインスピレーションを受けたジュエリーが作られる。19世紀以降、宝飾技術が発展し、さまざまなテクニックを使った精緻なジュエリーが作られ始めたが、ナポレオン3世皇帝時代は産業革命により道具や精密機器の創作とともにより高度となった。普仏戦争による疲弊でフランス第三共和制へ移り、皇帝時代は終わりを迎える。現在、フランス繁栄の基礎を築いた時代として評価されている。

フランス 19世紀中期
素材: ダイヤモンド・サファイア・18金・銀
サイズ:L3.3cm W4.0cm
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France mid-19th century
Material: Diamond, Sapphire, 18K Gold, Silver
Size: L3.3cm W4.0cm
Price : Please contact us ▽

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