N°1235 Sold* カルティエ – アルルカン アンティーククラヴァットピン
こちらの作品は販売済となりました、ありがとうございました。
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1910~20年代頃の、フランスのジュエラーの遊び心溢れるアンティークジュエリーをご紹介致します。
このピンブローチは、カルティエ作で、モチーフは「アルルカン 」です。
アルルカンとはフランス語で、ルネサンス時代のヴェネティア演劇に登場する道化師のことです。
16世紀にイタリアで生まれた仮面喜劇、コメディア・デラルテの中で一番有名なキャラクターで、音楽、絵画の世界でもよく登場し、さまざまなモティーフに使われています。
黒い仮面をつけて、小布をはぎ合わせたひし形のまだら模様の服を着ています。
ピエロのようにに大きめでだぶついたものではなく、下半身は細身のカラフルなタイツが特徴で、木の剣か魔法の杖を持っていることもあります。
すばしっこく、ずる賢い、道化役の人気者で、機敏で軽業師のような存在で、頭は働きますが、ときどき間抜けなこともするという愛嬌いっぱいのキャラクターです。
カリブレカット、トライアングルカットのサファイアとルビーをセッティングしてあり、台座はプラチナ製、オリジナルでセキュリティキャップ付です。
襟元にこんなピンがあれば、思わずくすりと微笑んでしまいそうな、話題のきっかけになりそうなアンティークジュエリーです。
※ カルティエ Cartier ジュエラー_宝飾商
1847年にフランソワ・カルティエによって創立したフランス、パリを代表する宝飾商の一つである。
1870年代以降は息子アルフレッド、その後に孫息子のルイが参画し、1989年には現在も本店があるパリ1区のヴァンドーム広場から続くラ・ぺ通り13番地へ本拠を構える。1906年にはロンドン支店をジャック・カルティエが引き継ぐ。
ロシアのファベルジェ、フランスのカルティエと言われるほどエマイユとプラチナ作品が代表的で、ヨーロッパ王侯貴族や世界の富豪たちが顧客リストに名を連ね、ジュエリーやオブジェを注文した。クラシックな宝飾技法を踏襲しながら、常に時代の最先端の文化芸術運動に着目し、創作したジュエリーやオブジェは、「カルティエ・スタイル」と言われる。
1970年代にはカルティエ一族の手を離れるが、メゾンは現在も世界的なフランスのジュエラーとしての名声が存続している。
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フランス 1910〜20年代
カルティエ
素材: ルビー・サファイア・ダイヤモンド・プラチナ
サイズ:L7.1cm W1.4cm
Sold*
Pin brooch
France 1910-20s
Jeweler: Cartier
Material: Ruby, Sapphire, Diamond, Platinum
Size: L7.1cm W1.4cm
Sold*