N°0418 ペリドット・18金ソートワール アンティークロングネックレス

フランス、ベルエポック期のアンティークジュエリーをご紹介致します。
ベルエポック期とは、フランス語で「良き時代」のことで、19世紀末〜1910年代フランスの、特にパリが文化経済が繁栄した華やかだった時代を言います。
これはそんな時代の、黄緑色の宝石「ペリドット」をセッティングした総長160cmのソートワールです。

チェーンは18金製です。

ペリドットは六角形の特殊なカッティングで、総計11石が、ペリドット側面をしっかりと囲む18金製フレームへセットしてあります。
チェーンは、紡錘形の細長いリングで中にはオープンワークがあり、紡錘形リングを、小さく丸いX型リングでセッティングしています。

X型リングは、二つの円形リングを使って作ってあります。
全てのリングとチェーンのセットは宝飾師が行なった作りで、総長160cmのソートワールを均一に作っていくわけですから、その仕事の量だけでも大変時間のかかるアンティークジュエリーの一つであることがわかります。

ベルエポック期以降、前世紀の装飾過多なドレスからよりシンプルになった白や黒のドレスに、このようなロングネックレスを幾重にも巻き付けるスタイルが流行しました。

ロングネックレスを着けて踊るイレーヌ 1922年

ペリドットのソートワールは当時のジュエリーでは珍しく、リングのラインを活かしたチェーンの作りなどは、当時でもモダンな感覚への先駆けと言えるジュエリーでした。

ペリドットは鮮やかな黄緑色で、現代の装いにもよく似合いますし、黄金との綺麗なコンビネーションが、美しいバランスのソートワールです。

フランス 1900-1910年代
素材:ペリドット・18金
サイズ:L160.0cm
ペリドットサイズ:直径0.8cm
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Peridot Long necklace
France 1900-1910s
Material: Peridot, 18K gold
Size: L160.0cm
Peridot size: 0.8cm in diameter
Price : Please contact us ▽

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