N°1370 Sold* フィリグリー 18金製 フランスアンティークソートワール
こちらの作品は販売済となりました、ありがとうございました。
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フランスの魅力的なアンティークジュエリー「ソートワール」をご紹介致します。
このソートワールは19世紀中期の、18金製ロングチェーンで、全て宝飾師によりハンドメイドで作られた、繊細なフィリグリー細工の18金製ロングネックレスです。
「ソートワール」についてはこちらのコラムをご覧下さい。
長さは149cmで、二重に着けてもみぞおちぐらいまでの長さがあります。
このチェーンの魅力は、全てをハンドメイドで作り上げていることと、たくさんの凝ったフィリグリーデザインを使ったソートワールであることです。
円と長細いフレームへ、フィリグリーでレース模様をつくり、線上にはミルグレーン(粒状装飾)を施してあります。
全て宝飾師がひとつひとつのパーツを作り、フィリグリーやトルサード(ねじり細工)を作り、ろう付けでセットし、つなぎ、このロングチェーンを仕上げています。
拡大画像をご覧下さい、宝飾師の手の動きまで伝わってくるような作りです。
この繊細な作りのおかげで、身につけますと全てのパーツが様々な方向に輝き、独特の艶やかさを見せてくれます。
留め具も開閉はスムーズで、全て当時のオリジナルです。
フィリグリーやトルサード細工のパーツを繋いでいるリングも全てハンドメイドで、サイズ違いを交互にセットし、リズミカルに作ってあります。
細かな宝飾技術とデザインが、全体の美しさを作り、見た目の綺麗さだけでなく、隠れたところに技術を落とし込み、身につける人が使いやすく、しかもより美しく見せるという、19世紀のフランスの宝飾技術を使ったチェーンならではです。
もう一つの魅力は149cmの長さにあり、身につけると角度によって、繊細な美しさが凝縮されているようなさ魅力もあります。
フランスの、美しいデザインバランスのフィリグリーチェーンのソートワールです。
※ フィリグリー 宝飾技法_細工
「フィリグリー」とは、宝飾師により、主に金や銀などの貴金属を糸のように細く作った線状のものを、コイル状に巻き上げたり、縄編み状や粒彫金を施し、それらを溶接して作りあげる宝飾技法。
フレームを土台に様々な文様を作る、土台を使わず線だけで透かし文様(オープンワーク)を作る場合もある。宝飾師がミリ以下の単位の線から作る細工は、機械では不可能な、レース編みのような細やかさがある。元来この技法は、古代遺跡から発掘された古代ギリシャやローマ時代の宝飾品に使われていた細工で、19世紀の宝飾師の研究により復刻された技法でもある
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フランス 19世紀中後期
素材: 18金
サイズ:L149.0cm
円形モティーフサイズ直径1.07cm
Sold*
Necklace
France, late 19th century
Material: 18K Gold
Size: L149.0cm
Sold*