N°1405 メレリオ・ディ・メレー – アンティークバングル・ブレスレット

19世紀中期、フランスのナポレオン3世皇帝時代の初期のアンティークジュエリーをご紹介致します。
18金製のメレリオ・ディ・メレーのブレスレットでエメラルドグリーンのギヨシェ・エマイユ(土台の18金へ彫金で文様を彫り、その上から半透明の色エマイユをかけ、彫り模様が透けて見えるエマイユの技法)が施してあります。

メレリオ・ディ・メレー

オリジナルボックス付で、ボックスにはメレリオ・ディ・メレーの金字で刻印があります。

アンティークジュエリーのバングル

ブレスレットには、リング、蝶番など一面に彫金での文様飾りがあります。

開閉の方法は、最も細いところにある突起を軽く押しながら、ゆっくりと左右に開くようにする仕組みです。

メレリオ・ディ・メレーは、“グラン・サンク”と呼ばれるフランス五大宝石商の1つで、フランスを代表するジュエラーで、その創業は1613年にまで遡ります。
マリー・アントワネット、マリー・ド・メディシス、ナポレオン三世妃ウジェニーなど、ヨーロッパ各国のプリンセスたちが顧客で、ナポレオン皇妃ジョゼフィーヌもメレリオを愛し、「コレクションをチュイルリー宮殿で披露できる」許可を与えていました。

ロマンティックで華のあるデザインは、国家や王室からの正式の発注だけでなく、世界の富豪といった顧客も多く、特別注文をするプライベート・ジュエラーとしても人気を博していました。

見事なギヨシェ・エマイユのエメラルドグリーンと、黄金色のコンビネーションが魅力的なアンティークジュエリーです。

※ ギヨシェ・エマイユ
「ギヨシェ」とは、金属の土台に細かい文様を浅く線刻した上に、色付きの透明エマイユ(エナメル)を施す技法。
文様は直線、放射状、同心円、波型などの幾何学模様が基本で、いくつかを組み合わせる場合もある。
エナメルから下の彫金文様が透けて見え、モアレ織物のように光を反射して輝き、特にさまざまな文様があるのはアンティークジュエリーならではの技法である。

フランス 19世紀中期 オリジナルボックス付
メレリオ・ディ・メレー
素材: エマイユ・18金
サイズ:内径約16cm x 外形約22cm  L3.8cm~1.5cm
ボックスサイズ:W10.7cm x L13c, x H6.5cm
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Bangle ( Bracelet )
France mid 19th century (with original box)
Jeweler: MELLERIO dits MELLER
Material: Enamel,18 gold
Size: Inner diameter about 16cm x Outer diameter about 22cm
L3.8cm ~ 1.5cm
Price : Please contact us ▽

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