N°1406. トルサード型チェーン&天然真珠12珠 18金製ソートワール

フランスの珍しい、19世紀後期〜1900年代初期頃の18金製ソートワールをご紹介いたします。
長さは154cm、12珠の天然真珠がセットしてあるロングチェーンネックレスです。

このソートワールの素敵なところ、それはチェーンが、トルサード型に作ってあることです。
「トルサード」とは、フランス語で「捻った・縄目」の意味で、縄状の文様をさします。装飾品はもとより、中世からルネサンス時代の聖堂や建築の柱に見られる、クラシカルな文様です。

聖グレゴリオ僧院 中庭のトルサード柱廊 バリャドリード – かつてのカスティーリャ王国宮廷があった。 – スペイン

 

そして天然真珠のセッティングには、帽子型の18金製パーツを作り、リングでチェーンへ繋ぐという、フランス伝統の宝飾技法で作ってあることです。
12玉の天然真珠は、ほんの少しづつ形が違い、幅3mm弱、白桃色の艶やかな粒揃いです。
真珠の部分の360度、

「トルサード」チェーンは、どこから見ても縄目紋様で、斜めから見ますと、真珠は金線を通し、上下を帽子型の18金製パーツではさみ、パーツは小さなリング付きで、そのリングへトルサードチェーンをセットしているのが分かります。

チェーンの拡大画像では、その精緻な縄目紋が見えます。
チェーンは直径約1.6mm、その中に細かい縄目紋がついたもので、着けますと光を細かく反射して、凝ったジュエリーの作りだけでなく、そのおかげでデリケートに輝いています。

繊細に見えますが、トルサード文様のしっかりとしたチェーンで、小さめでも艶やかな真珠は、目視でも十分な存在感があるのも魅力です。

留め具は外径10.5mm、内径7mmの大きめサイズで、きちんと開閉できます。

154cmのロングチェーンですので、2連で、3連で、

4連では38.5cmで、サイズが合えば、大きめのチェーン通しのあるペンダントをつけて、チョーカー風にも素敵です。

ありそうでない、細身のトルサードチェーンのソートワールは、フランスのアンティークロングチェーンの中でも、とても希少です。

着用イメージ画像

 

チェーン全体の縄目文様から感じる凝った作りや、白桃色の輝きの天然真珠のフランスのソートワールは、大人の方のためのアンティークジュエリーです。

フランス 19世紀後期-1900年代初期
素材: 18金・天然真珠(12珠)
サイズ:L154cm
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France Late 19th Century-1900s
Material: 18K Gold, Natural pearls (12 pearls)
Size: L154cm
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