N°1016 水辺の鷺 ジャポニズム アンティーク彫金ブローチ
フランスのアールヌーヴォー時代のジャポニズムのアンティークジュエリーをご紹介致します。
このブローチは、水辺の鷺(さぎ)で、「ジャポニズム 」の様式です。
18金製のフレームに、黄の葉や竹、水の流れを彫金で作り、鷺は銀製で、羽根にはダイヤモンド、目にはルビーをセットしています。
背景はフレームの形にカットした真珠母貝で、縁を爪止めでセッティングしています。
鷺のふんわりとした羽根に、水辺に浸かった長い足やくちばし、
竹や木々を宝飾師が彫金し作っており、水のさざなみの感じがよく出ています。
背景の真珠母貝が虹色に輝き、水辺をが感じられます。
餌を探しているのでしょうか、首をかがめ、くちばしの先を水の中へ差し込んで、そっと歩いているような姿です。
幅36mm、縦16mmのフレームサイズで、1枚の水辺の鷺の絵のような、フランスの19世紀後期の、アールヌーヴォー装飾時代のアンティークブローチです。
※ アールヌーヴォー_装飾様式
19世紀後期のフランスからベルギーで始まり、ヨーロッパで流行した美術様式。
中国や日本などの東洋美術の影響を大きく受け、特に日本の着物、陶磁器、屏風、蒔絵といった精緻な装飾品や、日本画、浮世絵などのから構図、色使い、モティーフのインスピレーションを受けた美術品が作られ「ジャポニズム」はアールヌーヴォーの中心である
動物、植物、昆虫、風景のモティーフが多く、曲線的で、装飾的なデザインのジュエリーが作られている。例として、ルネ・ラリックのジュエリーは、典型的なアールヌーヴォー様式である。
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フランス 19世紀後期
素材: ダイヤモンド・ルビー・18金・銀・真珠母貝
サイズ: L1.6cm W3.6cm
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Brooch
France late 19th century
Material: Diamond, Ruby, 18K Gold, Silver, Mother of pearl
Size: L1.6cm W3.6cm
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