N°1714 ダイヤモンド ブーケ型フランスアンティークブローチ
フランスの1950年代のダイヤモンドジュエリーをご紹介いたします。
台座は18金(ホワイトゴールド)で、全面にダイヤモンドをセッティングしたブローチです。
中央の5石のダイヤモンドから、曲線のフレームがふわりと広がった、ブーケのような形です。
このブローチの魅力のひとつに、ダイヤモンドのカッティングがあります。
1つのジュエリーへ「バゲットカット」「ブリリアントカット」「トライアングルカット」の3種類のカッティングの石を使っています。
ブローチを、左右、上下のフレームの側面から見ますと、綺麗なボリュームをつけた立体的な形が見え、整ったライン状のフレームにダイヤモンドが綺麗にセッティングしてあります。
下から見上げますと、中央の5石のダイヤモンドの位置は少し奥まっており、周囲へ広がるフレームは、ひとつひとつを少しづつ高さを違えて作ってあるのがわかります。
また、ダイヤモンドは中央から外に向かってグラデーションのサイズの石で、バゲットカットやトライアングルカットも含め、このブローチに合った石をオーダーしています。
ブローチピンにはセキュリティパーツがあり、突起を押し引きしてピンをセットします。
このブローチは、デザインからはじまり、ダイヤモンドのカットオーダー、セレクト、そして宝飾師の技術を駆使し、丁寧に作られています。
フランスの1950年代は、19世紀から20世紀に最高潮に達した宝飾技術が、そのまま引き継がれ、ジュエリーが作られた時代です。
ジュエラーは、オーダーが中心で、同じものを数多く作らず、どのジュエリーも前世紀のエレガントさと、20世紀中期のモダニティを持ち合わせており、縦5.3cm、幅4.8cmの大仰すぎないサイズ感で、シックな輝きが魅力です。
流れ星のようなトライアングルカットとバゲットカットのダイヤモンドと、ブリリアントカットのクラシカルな輝きが綺麗で、方向性が少ないデザインのため、様々な方向で着けられます。
フランスのミッドセンチュリーのダイヤモンドブローチは、日常の少しお洒落をする日にも、フォーマルな場にも、装いでさまざまな表情に変わるのも魅力のアンティークジュエリーです。
フランス 1950年代
素材: ダイヤモンド・18金(WG)
サイズ:L5.3cm W4.8cm
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France 1950s
Material: Diamond, 18K Gold (WG)
Size: L5.3cm W4.8cm
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