N°0610 ブシュロン – ダイヤモンド アンティークブレスレット
フランスのジュエリーメゾン「ブシュロン」のアンティークジュエリーをご紹介致します。
長さ14.5cm、幅3~8mmのプラチナフレームに、バゲットカットのダイヤモンドを連ねたブレスレットです。
ダイヤモンドは全石で約10カラット、フェルモワール(開閉部)には中央にバゲットカット、左右に6石のマルキーズカット・ダイヤモンドをセッティングしています。
このブレスレットの特徴の一つに、フェルモワール(留め具)の宝飾技術があります。
しなるリボンのデザインの曲線的なフレームに、サイズを少しづつ変化させたバゲットカットを隙間なくセットしている上、この部分が留め具となっており、留めると開閉部が見えなくなるミステリー・フェルモワールです。
ブレスレットはプラチナとダイヤモンドという貴金属ですが、細かい宝飾技術で各パーツがしなやかに動き、手首に添う作りです。
着けますとまるでダイヤモンドだけが連なっている印象のアンティークブレスレットですが、
これはフレームを奥行きを付けたしっかりとした作りによりダイヤモンドをセッティングすると同時に、精緻に細身に作っているためで、ブシュロンをはじめとするフランスのジュエラーの中でも最高の宝飾技術師のみに可能な技術です。
全てのダイヤモンドは質の良い透明度の高い石であることも、パリのグランサンクのジュエラーならではですし、 加えてデザイン性と高い宝飾技術が結晶したアンティークジュエリーです。
クラシックな美しさを生かした装いに、あるいはモダンな感覚でシンプルに、と身につける人をより美しく魅せてくれるダイヤモンドのアンティークブレスレットです。
※ ブシュロン Boucheron ジュエラー_宝飾商
フランスの宝飾商で1858年にフレデリック・ブシュロンによってパリのパレ・ロワイヤルに創立。19世紀以降、フランスを代表するジュエラーである。1870年代にはティファニーがブシュロンの作品をニューヨークへ紹介し、その比類なる宝飾技術とデザイン性が大変な評判となり、成功を収める。伝統的な宝飾技術を土台にしっかりと持ちながら、独創的なデザイン、石の使い方、新しい芸術の流れをいち早く取り入れた非常に質の高いジュエリーが特徴で、アーティスティックなデザイン性が高く評価され、世界中の王侯貴族や富豪を顧客に持った。1878年のパリ万国博覧会では金賞を受賞し1897年に現在も本店となっているパリのヴァンドーム広場26番地へメゾンを構え、1907年にはロンドンのニュー・ボンド・ストリート180番地へも支店を出した。1948年生まれのフレデリックのひ孫アラン・ブシュロンが一族の経営を引き継いだ後には経営者が変わるが、現在もその名は世界的なジュエラーとして、パリのグランサンク(五大宝飾商)の1つとして存在している。
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フランス 1910-1920年代
ブシュロン Boucheron
素材:ダイヤモンド・プラチナ
サイズ:L14.5cm W0.3-0.8cm
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Bracelet
France 1910s-1920s
Jeweler: Boucheron
Material: Diamond, Platinum
Size: L14.5cm W0.3-0.8cm
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