N°1736 Sold* アンティークルーペ 18金彫金・エマイユ
こちらの作品は販売済となりました、ありがとうございました。
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フランスの19世紀中期のペンダント型ルーペをご紹介いたします。
フレームは宝飾彫金をほどこした18金製で、エマイユ装飾があります。
サイズは縦4.8cm、幅3.5cm、厚みが0.5cmで、ルーぺの直径は2.6cmです。
フレームは、フランス語で「トルサード(ねじり文様)」という彫金で作ってあります。
下の画像を見ますと、フラットなリボンが巻いたような大きなトルサードの上へ、縄目コード状の細いトルサードを重ねている形なのがわかります。
そのうえ、大きなトルサードの側面を凹に彫り、白いエマイユの上へ黒い水玉をエマイユで飾っています。
どんな風に作っていったのか、当時の彫金師の技には驚くばかりです。
ルーぺを囲む2本のフレームは、彫金で三角形の文様を彫り込み、その間の凹にはロイヤルブルーのエマイユをつけています。
見れば見るほど凝った作りで、ルーペは傷などなく綺麗で、約3~3.5倍率です。
19世紀当時は、専用の開閉パーツがあるチェーンでペンダントのように着けました。
例えばこんなロングチェーンは、
ルーペや懐中時計を着けられるタイプのアンティークチェーンです。
彫金細工と、フランスらしいシックな色合いのエマイユが印象的で、ジャケットなどのポケットへ仕舞っておけば、取り出す仕草も素敵なアンティークルーペです。
フランス 19世紀中期
素材: 18金・エマイユ・ルーぺ
サイズ:L4.8cm W3.5cm D0.5cm
ルーぺ直径2.6cm
Sold*
France mid-19th century
Material: 18K Gold, enamel, loupe
Size: L4.8cm W3.5cm D0.5cm
Loupe diameter 2.6 cm
Sold*