N°1363 兎と亀 アンティークペンダント
19世紀後期フランスのアンティークジュエリーをご紹介致します。
銀フレームに亀を彫金し、ダイヤモンドを一面にセッティングしたペンダントです。
亀はダイヤモンド飾り付きの18金製リングをくわえており、トップには取り外しができる18金製のリングがセットしてあります。
トップのリングはチェーンを通す時に、亀が正面を向くように使うもので、18金に弾力性をつけた作りのリングで開きますと亀が取れます。
19世紀のチェーンで、? 型などの開閉式のパーツがついたものがありますが、そのようなチェーンを使う時には、最上部のリングを外して着けられる作りです。
亀は最上部のリングをのぞいて、縦22.5cm、幅10mm、この小さな甲羅にダイヤモンドをセットし、立体感のある彫金で作ってあり、
足にも彫金を施し、足の先と裏面は18金製で、
兎のグラビュール(彫金)があります。
これは17世紀フランスの詩人「ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ」作の「ウサギと亀の物語」(亀と兎が競争し、ゆっくりだけれど確実な亀が最後に勝つという寓話)からインスピレーションを得たアンティークジュエリーです。
亀はダイヤモンドをセットしたリングを加えている=亀の勝ち、というわけです。
尻尾にも彫金があり、可愛らしいお尻ですね。
ダイヤモンドの亀が、小さくても綺麗に輝くアンティークペンダントです。
画像のチェーンは参考品ですが、ご紹介を致せますのでお問い合わせ下さい。
フランス 19世紀後期
素材: ダイヤモンド・18金・銀
サイズ:L2.25cm W1.0cm 最上部リング直径0.7cm
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Pendant
France late 19th century
Material: Diamond, 18K Gold, Silver
Size: L2.25cm W1.0cm
Upper ring diameter 0.7cm
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