N°1589 カルティエ – カフスボタン アンティークメンズジュエリー

フランスのアンティークメンズジュエリーをご紹介致します。
これは、パリ、ヴァンドーム広場の宝飾商「カルティエ」のカフスボタンです。
直径16mmの円環状を4分割し、段差をつけて線彫りした扇型を組み合わせたモティーフで、シックなのは、片方を18金のイエローゴールド、もう片方をホワイトゴールドで仕立ててあることと、中央に正方形のカリブレ・カットのサファイアをセッティングしていることです。

放射状に広がった精緻な線彫りは、全て宝飾師が彫金したもので、特に縁の部分をご覧下さい。
1ラインごとに、円の外側の角へも角度をつけてあり、サファイアのフレームの縁取りには、ミルグレーン(粒状彫金)を施してあります。
このような肉眼ではわかり難いほどの細かい細工が、他とは違う、見た目の良さを作っています。

楕円形のバーは18金イエローゴールド製で、各パーツを取り外せる作りで、片方をイエローゴールド、もう片方をホワイトゴールドで揃えてつけることもできます。
同じデザインで色違いが両方のカフスに着けてあると、左右で見たときの印象が変わりますので、見る人がはっとするような、遊び心のあるサプライズを生み出すカフスボタンです。

カフスは円環状ですので滑り良く、バーは細身で大変着けやすいカフスボタンです。

フランス語で「イン&ヤン」という、いわゆる「陰陽」のデザインで、円、扇型、正方形といった幾何学文様を絶妙のバランスで組み合わせた、

カルティエらしいアンティークメンズジュエリーで、

カフスボタンを着けたジャン・コクトー
カルティエのカフスボタンを着けたフランスの詩人、作家のジャン・コクトー、カルティエのジュエリーを好んだことで知られる。

 

イエローゴールドとホワイトゴールドにサファイアの青色の組み合わせがフランス的でシックな輝きのカフスボタンです。

※ カルティエ Cartier ジュエラー_宝飾商

1847年にフランソワ・カルティエによって創立したフランス、パリを代表する宝飾商の一つである。
1870年代以降は息子アルフレッド、その後に孫息子のルイが参画し、1989年には現在も本店があるパリ1区のヴァンドーム広場から続くラ・ぺ通り13番地へ本拠を構える。1906年にはロンドン支店をジャック・カルティエが引き継ぐ。
ロシアのファベルジェ、フランスのカルティエと言われるほどエマイユとプラチナ作品が代表的で、ヨーロッパ王侯貴族や世界の富豪たちが顧客リストに名を連ね、ジュエリーやオブジェを注文した。クラシックな宝飾技法を踏襲しながら、常に時代の最先端の文化芸術運動に着目し、創作したジュエリーやオブジェは、「カルティエ・スタイル」と言われる。
1970年代にはカルティエ一族の手を離れるが、メゾンは現在も世界的なフランスのジュエラーとしての名声が存続している。

フランス 1900~1904年
素材: 18金・サファイア
サイズ:直径1.6cm
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Cufflinks
Jeweler : Cartier
France 1900-1904
Material: 18K Gold, Sapphire
Size: 1.6cm
Price : Please contact us ▽

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