N°1097 ダイヤモンドのハープ アンティークブローチ
フランスの19世紀中期、ナポレオン3世皇帝時代のアンティークジュエリーをご紹介致します。
ハープを象ったジュエリーで、銀のフレームにはダイヤモンドがセッティングしてあり、竪琴の弦は18金製で、銀フレームへダイヤモンド4石と天然真珠がセットしてあります。
後面は18金製で、サイズは縦45mm、最大幅13mmです。
弦の上にセットしてある天然真珠の18金のフレームは、後ろ面にも台座を作ったもので、弦にセットしてあり、このような小さな部分の作りからも、質の高い技術を使ったジュエリーであることがわかります。
ハープは古代ギリシャ神話のアポロンが、父ゼウスを癒すために鼈甲で作ったのが始まりで、弓と同じ形で、弓の糸がハープの弦となったと伝えられています。
また、吟遊詩人オルフェウスのハープは、アポロン神から伝授されたもので、オルフェウスが音色を奏でると、森の動物たちが集まり耳を傾け嵐も止みました。
ヨーロッパでは、ハープのモチーフは、古代神話の楽器として、優雅な音色が平和と愛の世界を作り出すシンボルとして、ジュエリーや装飾に使われています。
軽めで縦長ですので襟元にさりげなくダイヤモンドと真珠が輝きますし、ニットやブラウスにもお着けになれる、使いやすいブローチです。
フランス 19世紀中期
素材: 天然真珠・ダイヤモンド・18金・銀
サイズ: L4.5cm x W1.3cm
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Harp Brooch
France, mid-19th century
Material: Pearl, Diamond, 18 gold, Silver
Size: L4.5cm x W1.3cm
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