N°0721 アクアマリン ダイヤモンド アール・デコ時代のアンティークリング

フランスの1920-1930年代、アール・デコ期の指輪をご紹介いたします。
リングはプラチナ製で、中央に縦15mmのアクアマリンをセットし、

側面には、細長のバゲットカットのアクアマリンの大小と、ダイヤモンドを交互にセッティングしています。

リングはアール・デコ期ならではの、方形を複雑に組み合わせたデザインです。

アクアマリンは単なる爪留めではなく、爪もひとつのデザインとして美的に仕上げ、なおかつ厚みのある石を支える役目を果たしています。
両側のバゲットカットのアクアマリンは細身の仕上げのフレームセッティングで、金属の見える量が少ないため、宝石が引き立つうえ、しっかりと留め付けている作りです。


厚みのあるアクアマリンを生かした側面の透かし細工をご覧ください。
プラチナ金属板を宝飾師が宝飾用刃で透かし文様に添ってカットし、カット面を磨き仕上げをして作っています。

まるでレース細工のような仕上げで、この透かしから光が入り、宝石をより輝かせるうえ、着けた時に横から見える姿がエレガントです。

アクアとはラテン語で「水」、マリンは「海」。
アクアマリンはその名の通り、水の宝石で、さまざまな濃淡の水色が魅力の宝石です。

古代ギリシャでは、海の精の宝物が浜に打ち上げられたもの、と考えられていました。

(アクアマリン原石)

 

この指輪のアクアマリンも、反対側から光を当てますと、向こう側のリングの作りが見えるくらい透明度の高い石です。
瑞々しい色彩と、透明感あふれる輝きのアクアマリンは、ダイヤモンドやプラチナと好相性の宝石です。


着けますと正面だけでなく、横から見てもアクアマリンとダイヤモンドだけが手の上で輝いています。
その理由のひとつに、両側面のバゲットカットのアクアマリンと5石のダイヤモンドの装飾が、指の両脇まで覆い、輪の部分が見えないことがあります。

美しい色彩と透明感が魅力の、水の精のようなフランスのアンティークリングです。

※ リングサイズ変更可

フランス 1910-1920年代
素材:アクアマリン・ダイヤモンド・プラチナ
サイズ:L1.5cm
リングサイズ:6
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France 1910-1920s
Material: Aquamarine, Diamond, Platinum
Size: L1.5cm
Ring size: 6
Price : Please contact us ▽

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