N°1429 メレリオ・ディ・メレー – オパール ダイヤモンド アンティークペンダント
フランスの歴史あるジュエラー「メレリオ・ディ・メレー」のアンティークジュエリーをご紹介いたします。
1910-1920年頃のペンダントで、アシンメトリーデザインのリボンに、2石のオパールをセットしています。オパールは縦 14mm、最大幅が8mmのサイズで洋梨型のカットです。
2石は色と形を揃えてあり、光の色や強さ、角度によって、青、緑、黄色、オレンジ、紫、淡いピンクなどの色彩が現れます。
後ろ面も綺麗な仕上げです。
プラチナフレ−ム全体に、オールドカットのダイヤモンドがセッティングしてあり、フレームには、ミルグレーンという細かい粒状彫金の縁取りがあります。
太陽光で、電灯の光で、遊色が見え隠れし、ブルーがかって見えたり、グリーンぽく見えたりするオパールの魅力が満載のペンダントで、
フランスの19世紀の、光の画家といわれた印象派のクロード・モネの描いた水蓮の絵のように、幻想的なアンティークジュエリーです。
メレリオ・ディ・メレーについてより詳しくは、下記を参照してください。刻印は、プラチナフレームの側面にあり、チェーンが付属しています。
○ メレリオ・ディ・メレー Mellerio dits Meller_ジュエラー_宝飾商
フランスで最古のジュエラーである。1500年代初期にパリでの宝飾商としてはじまり、1600年代はじめには、フランスでの宝飾商の行商許可を得てのち、1635年にルイ13世王の宮廷御用達となった。
1800年代には家系のフランソワ・メレーがパリ1区のラ・ぺ・通り9番地へ本店を創立し、その後の土台を作り上げた。第一帝政時代にはナポレオン1世、ジョゼフィーヌ皇妃に、19世紀前期のフランス王政復古時代には、ルイ・フィリップ王のオルレアン王家一族の専属ジュエラーにもなり、フランスだけでなく、スペインのイザベラ女王にも愛され、マドリードへ出店をしている。
ナポレオン3世皇帝時代には、ユージェニー皇后をはじめ、皇帝一族や宮廷貴族、大ブルジョワ達の御用達となり隆盛を極めた。
19世記後期に盛んになった万国博覧会への出展では、ヨーロッパ各国の王室、富豪からの寵愛を受け、1878年にはレジオン・ドヌール勲章を受けている。美しく珍しい宝石と、豪奢でクラシックなジュエリーデザインを得意とし、1900年代にも同様に活発な活動を続け、ニューヨークをはじめとする様々な展覧会へ出展し、現在もパリの重要なジュエラーとして続いている。
フランス 1910-1920年頃
メレリオ・ディ・メレー
素材: ダイヤモンド・オパール・プラチナ
サイズ:L4.5cm W1.5cm
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France 1910-1920
Jeweler: MELLERIO dits MELLER
Material: Diamonds, Opals, Platinum
Size: L4.5cm W1.5cm
Price : Please contact us ▽