N°1231 淡薔薇色ローズべリル・ダイヤモンドアンティークブローチ
フランスの19世紀末頃のアンティークジュエリーをご紹介致します。
このブローチは、台座は18金とプラチナ製で、中央に大きめを1石、周囲に5石のローズベリルという宝石を、フレーム全面にオールドカットのダイヤモンドをセッティングしています。
ベリルという宝石は、エメラルドやアクアマリンと同じ種類の石で、この石のように薔薇色の石だけには「ローズベリル」という名称が使われます。
現在は英語で19世紀末以降に名付けられたモルガニットとも呼ばれています。
この石は19世紀当時の天然石で、インクルージョンのほとんど見られない透明度の大変高い石で、デリケートな淡い薔薇色で輝きは強く、まるで湖水の輝きを見るような美しさがあります。
後世には処理により強いピンク色を出した石も出てきますが、19世紀当時にこの透明度で、同じ色でサイズの5石を揃えること自体が希少と言えます。
フレームは、波打つような立体感をつけた19世紀の素晴らしい作りで、横から見ますと、流線型の形や、石毎にフレームの高低をつけ、石の輝きを計算しています。
後ろ面は18金製で、星型の綺麗な仕上げをしているのも、良い宝飾技術の証です。
直径4cmのサイズで、身につけますと、その深い輝きに誰もが魅せられるアンティークジュエリーらしいブローチです。
※ 画像のボックスは参考品です。
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フランス 19世紀末頃
素材: ローズベリル・ダイヤモンド・18金・プラチナ
サイズ:L4.0cm W4.0cm
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Brooch
France late 19th century
Material: Rose Beryl , Diamond, 18K Gold, Platinum
Size: L4.0cm W4.0cm
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